デザイン・設計・施工の過程を見せる

設計事務所のホームページのポイント。
第2回のテーマは「デザイン・設計・施工の過程を見せる」です。

タイトルのままではあるのですが、設計事務所のホームページでは「デザイン・設計・施工の過程を見せる」ことがとても大切です。

例えばブログで、「日々、各案件の進捗を見せるようにしましょう」といった提案をよくさせてもらいますし、
事実、うちが制作させていただいた設計事務所さんのホームページでは、そういったコンテンツがよくあります。

  • お施主さんとの出会い、ヒアリング
  • どんなことを考えて設計したのか
  • 着工し、家ができていく様子 などなど

ではなぜ「デザイン・設計・施工の過程を見せる」ことがとても大切なのか。

その理由は主に下記の2つです。

その1「家づくりそのもの」も商品だから

オーダーメイド、自由設計、注文住宅、言い方は色々ありますが、いずれも、建売では味わうことのできない「家づくり」を楽しむことができます。

コンセントの配置からスイッチプレートまで、悩んだり、決めなくてはいけないことが山のようにあり、建売に比べて大変な面もあるでしょう。

でもそれ以上に、一生に一度のかけがえのない時間を過ごすことができます。

設計事務所に家づくりを依頼する層の方々は、少なくとも建築やインテリアが好きな方が多いでしょう。

設計士さん、デザイナーさん、職人さん、プロの人たちとこだわりの空間を作り上げていく過程そのものを楽しみにしている人は多いのです。

「家づくりの過程そのもの」をひとつの商品ととらえ、可能な限り見せていきましょう。

その2 家づくりの過程がわかりやすいから

これはもうシンプルですが「わかりやすいから」です。

家づくりの進め方って、当然ケースバイケースですし、設計事務所によっては進め方にも個性があったりします。

例えば、ヒアリングにめちゃくちゃ時間を使う会社さんもあるでしょう。
プレゼンに工夫をこらしてみえる会社さんもあるでしょう。

そういった特徴も含めて、わかりやすいからです。

  • 設計士さんがどんなことを考えているのか
  • どんなことを提案してくれたりするのか、
  • あ、こんなことも相談にのってくれるんだ
  • こういう準備が必要なのか

などなど、過程を通じて、いろんなことがわかります。

なんとなく人柄も垣間見えたりして、安心材料につながることもあるでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。
「デザイン・設計・施工の過程を見せる」ことの重要性を書かせていただきました。

例えばこういったことをブログで日々更新していくと、SEO的にも強くなっていきますし、そういった意味でもメリットは高いです。

お施主さんのご理解やご協力も必要ですが、ホームページで集客するための、大きな武器になりうるコンテンツになるはずです。

 

著者プロフィール株式会社アットノエル
代表 水上裕之

建築業界(設計事務所)からWeb業界へ転身。2012年、Webサイト制作会社「アットノエル」創業。建築業界勤務経験や施主経験を活かしながら設計事務所や工務店等のホームページ制作・運用サポートを多数手掛ける。
趣味は、美術館や建築めぐり。知らない街を散策したり、インテリアショップや雑貨屋さんを巡るのも好きです。最近ハマったドラマは「名建築で昼食を」

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